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鎌じゃず2017

ジャズのスペシャルフルコース!

ジャズのスペシャルフルコース

去る9月10日、ジャズフェスティバル、その名も『鎌じゃず』が開催され、約700名!の方々が材木座(海の近く)の光明寺に集まりました。

 

9月に入ってからも、ぐずついたお天気が続いていましたが、この日はまさに晴天! 

日差しが強く、空が高く、最後の、夏らしい一日でした♪

 

まいぷれ鎌倉編集長のマシューとカメラマンのMIEで取材・・・というよりも、ジャズのスペシャルフルコースを満喫してきました

 

山門の前には美味しい出店が並びました。またそこではプチ演奏会や『おトあそビ』の歌のお兄さん(牧野竜太郎さん)歌のお姉さん(高島みほさん)も子どもたちと一緒に歌を歌っていました♪

 

『鎌じゃず』ってなに?

鎌じゃずは2012年から開催されている音楽フェスティバルで、毎年10月の鎌倉芸術祭の時期に、鎌倉宮で行われてきました。

毎回「豪華なアーティストのジャズのコンサートが聴ける! 」と粋な大人の楽しみのひとつとして定着してきました。

 

主催者の一人、牧野竜太郎(ジャズシンガー)さんは、『子どものころからジャズに慣れ親しんでもらえる機会を作りたい!もっとジャズを子どもたちにも楽しんでもらいたい!』という願いから、小さな子どもたちも来れるよう、お昼前からの開演。

場所も鎌倉有数の大伽藍を誇る光明寺で開催するという挑戦にでました!

 

2017年はジャズ100周年といわれる記念すべき年です!

1917年にニューオリンズ出身のオリジナル・ディキシーランド・ジャズ・バンド(O.D.J.B)が初めて「ジャズ」と銘打ってレコードを録音し発売したことが起源として考えられているそうです。

 

それにしても、ジャズのことをもっと知って楽しみたいのになんだか難しそうで敷居が高そう・・・。

そんな方にも、とにかく楽しむことから始められるジャズの体験をご紹介いたします♪

 

出演アーティスト

  1部
1 植木リトゥルエコーアンサンブル
2 ten

3

市川愛 with Band with citta
牧野竜太郎 with The Doors Band
5 Vakeneco with 白石雪妃
  2部

Quap
7 ジェントルフォレストジャズバンド
マリーン

 

トップバッターは、植木リトゥルエコーアンサンブル

植木リトゥルエコーアンサンブル

小学校4年~6年生を中心に活動をする植木リトゥルエコーアンサンブルは結成31年目!

鎌倉が誇る由緒ある小学生のビッグッバンド。

 指揮者は植木リトゥルエコーアンサンブルの生みの親、勝田 新さん。
 

サックスのソロやトロンボーン、トランペットとの3重奏は小さくても、かっこよさを感じるパフォーマンス!

  

どこか哀愁を感じさせるメロディの『 夢をかなえてドラえもん』を感情豊かに、軽快なリズムの『八木節』は元気に明るく、見事なキレを味わせてくれました♪

 

ten(テン)

クールな2人(左)Bass:goro katano(右)Guitter:sho hamada

ten

Sho HamadaのギターとGoro Katanoのベースのデュオ。

地元鎌倉で小学校からの同級生。tenの結成は2017年5月。ベースとギターの弦を足した数が名前の由来。10本の弦から紡ぎ出すサウンドは類のない独創的な存在感があります!

 

ギターとベースで話をしている…。二人の洒落た会話が聴こえてくるような演奏。

セッションから生まれたというインストゥルメンタルの曲が秋の訪れを感じさせてくれます。

 

時には金属を打合せたような鋭い音や

丸みを持ったまろやかな音

"ボム・ボム”とリフレインする心臓の鼓動のような音は、まるで自分の胸の高鳴りを操られているかのようですす。

 

2つの楽器で、こんなにも多彩な音色がするんだ! と新たな発見をしました♪

 

市川愛さん

透明感のある女性シンガー

市川愛&Band with citta(チッタ)

女性ヴォーカル市川愛さんとバンドメンバー

ギターリストでプロデューサーの平岡遊一郎さん、ピアノのトオイダイスケさん。

ゲストにchitta(チッタ)こと秋元勇気さん。ギターリスト、シンガー、コンポーザー、アレンジャーと多彩な才能を持つ地元湘南のミュージシャンです。

 

 

市川愛さんは藤沢市で生まれ、幼少からヴァイオリンやピアノを習い音楽のある環境に育ちました。大学卒業後、本格的に海外留学で音楽を学び、大好きな『旅』を通して数十か国の海外の音楽にも触れて来ました。

 

音楽の幅が広くジャズ、R&B、シティーポップからラップまで・・・。

複雑なことをさらりとこなす身のこなしの軽さとは裏腹に、切ない想いや郷愁を誘うセンチメンタルな声の魅力があります。

喜びや悲しみを汲み取った声は、奥深いのに清涼があり、心の奥にすうっと染みわたるそんなヴォイスです。

 

特に東北の震災被害に遭われた方に書いたという切なさと希望を歌詞にした『明日への灯り』には涙してしまいました。

 

そして地元湘南でライヴ活動を行う、さすらいのミュージシャンcitta(チッタ)さんがGuitterで加わり市川愛ワールドがさらに広がります。

 

最後に『カントリー・ロード』でヴァイオリンも披露してくれました。会場では親子で一緒に歌う声が聞こえてきましたよ♪

 

牧野竜太郎さん

竜太郎さんの強い想いが『鎌じゃず』を生んで『鎌じゃず』を育てています。

【牧野竜太郎 whith Door Band】

鎌倉生まれ、鎌じゃずの主催者のお一人でジャズシンガーの牧野竜太郎さん

鎌倉小町のジャズクラブ・ダフネでは定期的にボーカルセッションを主催しています。

また子どもたちに、『もっと本当の音楽の楽しさを伝えたい』と、『歌のお兄さん』に変身して『おトあそビ』を開催。親子でリズムを感じてスウィングのゾクゾクくるような体験を得ることができますよ♪

 

牧野竜太郎さんは、15歳で渡米し、ニューヨークの大学で音楽を専攻。ジャズピアノからヴォーカルに転身し2002年に帰国。現在は都内や鎌倉市内ライヴハウスダフネなどでのライヴ活動の他、おととしはマクドナルドのCMにモデルとして、昨年はみずほファイナンシャルグループのCMソングやインドネシアでポカリスウェットのCMソングと、世界を股にかけ活躍中!

 

今年の6月に発売された有名な曲のカバーが入った3rd.アルバム『THE DOOR』を引っ提げて、The Door Band(ピアノ成田祐一さん、エレキベース山本連さん、ドラム河村亮さん)と共に登場!

 

 Just The Way You Are

牧野竜太郎さんの甘くソウルフルな歌声がThe Door Bandのジャジーでポップでアコースティックな演奏と心地よく馴染んで響いてきます。

 

アシッドジャズなジャミロクワイの 『Virtual Insanity』 にポップなオリジナル曲の『フルーツポンチ』で、オーディエンスとステージが一体になり光明寺がグルーヴ感に包まれます!

 

あっという間に会場の心を一つにつないでしまう様子はまさにファンタスティック!

 

そして、ジャズクラブダフネの仲間でもあるヴォーカルの市川愛さん、ギターのcitta(チッタ)さんが再登場し、鎌じゃずのテーマソングをセッション!!

 

目が回るほど楽しんだ後の最後の曲は爽快感のある曲、Bruno Marsの『Just The Way You Are』。

 

 Just The Way You Are~♪

 

牧野竜太郎さんの自然体であるがままの歌声が青空に吸い込まれてゆくようでした!

独特の世界観に誘ってくれるVakeneco。ちなみにバケネコではなく、ヴァケネコ

Vakeneco

 2011年、ジャズ ピアニスト田近香子(たぢか よしこ)さんが結成したピアノ・トリオのVakenecoは1st ALBUM『変幻自在』を発表し湘南や横浜を中心にライヴ活動を行っています。

 

6歳からピアノに夢中になり、ピアノと共に生きた田近香子さんは、ジャズの聖地ニューオーリンズの暮らしを通し、帰国後は、ライヴ活動で優れた楽曲とパフォーマンスで注目されます。

横浜を舞台に開催される音の祭典SOUND OLINPIC 2013で勝ち抜き、人気投票NO.1にも輝きます。2016年にセカンドアルバム『百花繚乱』もリリースされました。

 

コワたのしい世界 へ!

田近香子さんという素材にベースの岩見継吾さんドラムの中島道博さんが加わって創る独特の世界観は、最初のタッチからもう特別感を感じます。

 

曲が進むにつれ、見た目の女性らしさからは想像ができない!身体中から奏でるような演奏に圧倒されます・・・!

 

ベーシストのシリアスなリフに迫りくるようなドラムの音が被さって、魅力的な怪談話のようにコワたのしい世界観!

 

麻酔的な魅力にやられてしまいそう。。

 

そして、書道家の白石雪妃(しらいし せつひ)が登場し『音』と『書』のセッションが始まります!

書道家の白石雪妃(しらいし せつひ)さん

vakenecoとのライブパフォーマンスを終えたばかりの白石雪妃さん

書家 白石 雪妃

書家の白石雪妃さんは、幼少より書に興味を持つ。

22歳で師範を取得。
伝統的な書の世界を伝えつつ独特のスタイルで表現の幅を広げています。

生演奏との融合から生まれるライブパフォーマンスは世界中で高く評価されて、多くのファンを魅了している。

 

真っ白なキャンバスに綴ったその書とは!

白い着物に赤道色が鮮やかに映える帯。

Vakenecoの奏でる音楽の中で、たたみ2畳ほどの大きな白いキャンバスに対面する白石さん。

 

イメージが湧いて来ると、ほとんど水の薄い墨汁を付けて勢いよく大筆を走らせました。

それから濃い墨汁にして、どんどんと書き重ねてゆきます。どんどん、どんどんと…。

 

固唾をのんで筆の行き先に見入るオーディエンス!

そして書きなぐって行った先は…。

真っ白だったキャンバスが黒く塗りつぶされていました。 

 
この場所この瞬間に、どのような想いを込めて、どんな言葉を書いたのか?

パフォーマンスを終えた白石雪妃さんにお話しを聞かせて頂きました。

 

 

最初の言葉は、牧野竜太郎さんから声をかけてもらった"そのままで"という言葉を受けて『あるがまま』と書きました。

薄い色で書いたのは『在る(存在)』ものへの脆さを示すためです。

 

そして今度は少し濃い墨汁を付けて『在るということの危うさを忘れない』と重ねました。

 

そして、金子みすずさんの詩『わたしと小鳥と鈴と』の 「みんなちがって、みんないい」から、みんなが在る(存在する)ことのに気づかず、そして忘れていってしまわないようにと想いを込めて、もっと濃い墨汁で『愛』という言葉から、どんどん言葉を繋げて上に重ねて書きました。

そうしてゆくうちに、 ひとりひとりがそのままで最もありがたく、貴重なものだと実感し、最後に金墨汁で『尊い』と示しました。


お話を聞けて本当に良かったと感じました。

 

牧野竜太郎さんの言葉を受けて書いたあるがままが今回のセッションのテーマになったそうです。

薄い色で書いたのは『存在するもの』の脆さを示すためだとお話してくれました。

存在しているものに気づかずに生きてしまう危うさを示すために『愛』から繋げて言葉を重ねて書いたとのこと。

Vakenecoとのセッションで生まれた白石さんの作品。

金墨汁で大きく『尊』と 示してあります。

 

1部が終わったので、休憩中に山門の出店を見に行きました。

 

この後2部が始まります!

 

 

 

 

山門の前の出店の様子。

飲食店やCafe、物販店など23店舗も出店して大変賑わっていました!

Quap(クワップ)

第二回カマクラアカペラサミット優勝グループ

Quap(クワップ)

前日鎌倉宮で行われた、第2回カマクラ・アカペラ・サミットで優勝したQuap(クワップ)

 

理科大アカペラサークル、chumからの4声4人組。

今年4月に結成したばかりだということですが、カマクラ・アカペラ・サミットに参加した数ある強豪のチームから勝ち抜いてきたクワップの実力を発揮してくれました。

人の声だけで、心震わすハーモニー。会場中をフレッシュで爽やかな空間にしてくれました。

GENTLE FOREST JAZZ BAND(ジェントル・フォレスト・ジャズ・バンド)略してGFJB 

GENTLE FOREST JAZZ BAND(ジェントル・フォレスト・ジャズ・バンド)

リーダーで指揮、トロンボーン担当のジェントル久保田(ジェントル くぼた)を中心とした、総勢21名から成る日本のビッグバンド。

 

レディース&ジェントルマン! 本日は本当にようこそお越し下さいました♪ さあ! ここからはショータイムです!!

ビッグバンドのパワーのある響きと臨場感あふれる軽快なビートに乗って登壇したジェントル久保田さん。

 

コミカルに軽やかなリズムで指揮棒を振る姿に思わず笑みがこぼれてしまいます♪

 

会場も自ずとクラップハンズでリズムを取っていて、とにかくのっけから、この楽しすぎる音楽にウキウキと胸が弾みっぱなしです♪ 

 

 

実は、『ジャズ』と聞いて正直少し構えていました。

だって・・・、ジャズのイメージは難しくて、専門家や愛好家たちの物。今は色んな音楽のジャンルを気軽に聞いて楽しめるのに、ジャズはちょっと別物・・・。

 

でも、ジェントルフォレストジャズバンド(GFJB)のステージを見たら難しいことは全部吹っ飛んでしまって、ただただ底抜けに楽しい!!!

 

迫力のあるビッグバンドのゴージャスなサウンドは、光明寺の広い境内をクラブハウスのようにギュッと詰まったタイトなLIVE空間にしてしまいました!

ジェントルフォレストシスターズの登場!

可愛い3人のハーモニーはフルーツソースのようにJFJBに『甘み』を加えています!

50’Sさながらの楽しいパフォーマンス!

3人が同時に歌うと絶妙なハーモニーにゾクッとします!

一人ひとりの声がまさに楽器のよう♪

 

 舞台袖で手を振ってくれました♪

Gentle Forest Sisters

(左)木村 美保さん(中)大塚 望さん(右)出口 優日さん

 

マリーン

十分すぎるほどに場内が温まったところでマリーンさん登場!

マリーンさんは、フィリピン マニラ出身。19歳の時日本でデビュー。圧倒的な歌唱力を誇るJ-ジャズ界の歌姫。

 
 

マリーンさんのハスキーボイスではりのある歌声が全てを圧倒します!

それはそれはただただ、素晴らしいの一語に尽きる絶品のパフォーマンス。

 

セッションしたジェントルフォレストジャズバンドはパワーをどんどん引き出されてゆくのが感じ取れます!

そんな火花を散らすようなハラハラとエキサイティングなステージはもう最高です!!

 

また、しっとりとしたセピア色っぽい曲も素敵です!

代表曲の一つ映画『キャバレー』の主題歌『レフト・アローン』の感情を込めた歌い方にすっかり酔わされてしまいました。

最後に豪華アーティストが揃って、チャーリー・チャップリンの『スマイル』を披露してくれました♪

 

 

 デザートはスマイル

それぞれに変化に富んだ、多様性に満ちたコース料理のようなステージでした♪


『スマイル』を聴きながら、

甘いデザートを口にした時のように自然とでる笑顔が、興奮していた心の緊張を解いてくれます。

夢の続きは・・

さあ、いかがでしたでしょうか。

 

今回の鎌じゃずは、イスも用意してありましたが、敷物を持参して木陰に座り、ピクニック気分で楽しんだり、境内のベンチに腰掛けて、ビールを片手に楽しんだりと、それぞれが自由なスタイルで鎌じゃずを味わっていました。

 

お子様連れのかたも多く、「大体音楽のイベントは子どもは連れてゆけないのでこうして、(子どもと)一緒に来れるのは嬉しいし、新鮮!」と喜んでいるお母さんもいらっしゃいました。

 

この続きは来年ですが、それまで待てないよ!という方はぜひジャズクラブダフネに訪れてみてはいかがでしょうか?

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